山 行 報 告 書
　

■ 山　行　名 ：第92回定例ハイキング｢蓮華岳・針ノ木岳・爺ヶ岳｣

■ 期　　　 日 ：平成11年8月5日（木）−8（日）

■ 山　行　地 ：長野県・大町市

■ パーティー ：参加者26名
　

■ 行 程（時刻・ルート等）
　

■ 記 事（気象・コース状況等）

８／６：扇沢に向かう車窓に朝焼けが広がる。針の木雪渓を順調に登る中、クレバスに出会うものの無事に通過、雪解け水でのどを潤す。針ノ木峠には降雨直前に到着、男女別の二部屋に落ち着く。蓮華岳往復はしばらく急登が続き、傾斜が緩やかになるとコマクサの群生する広い稜線に出て山頂へ。蓮華岳前ピークでは青空が広がり、夏雲の湧く雄大な針ノ木岳や北アルプスのパノラマを堪能。

８／７：全員体調もよく、メインの針ノ木岳を目指す。 ガスのかかる道を急登の後、高山植物の乱れ策稜線を歩き針ノ木岳山頂へ。青空が広がり、ブロッケン現象の現れる中、しばしの休憩。種池山荘まではスバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳と四っの連邦を越えるアップダウンの連続する道を行く。狭い稜線にも高山植物が咲き競い、エメラルドグリーンに輝く黒部ダム湖を見下ろし、また、雷鳥の親子6羽とも出会う。トラブルも無く、予定時間を短縮し、種池山荘に着く。

８／８：ヘッドランプの明かりで爺ヶ岳南峰に登頂。雲海を真っ赤に染める太陽の荘厳さ。モルゲンロートに輝くパノラマ、自然の織り成すドラマに感激しつつ小屋に下る。

報告者（ 奥野）