第193 :定 例 山 行 報 告 書
山 行 名: マレーシア・キナバル山(4095.2m)
山 行 地: マレーシア
期     日: 平成15年11月5日(水) 〜15年11月10日(月) 5泊6日
参 加 者: 11名 (男性3名&女性8名)
担当役員:
役  割 氏  名  山口 リエ  光山 和子
 C L・スライド  盛   晋  青木 由紀子  大橋 久子
 S L・記録  福岡 和世  松田 正巳  一木 修典
 会 計  池ノ谷 光子  鈴木 ヨシ  千葉 祝子
       
   程:
5日(水) 文化会館発 6:00=成田空港着7:45・・空港カウンター8:30・・成田発MH89便10:30〜
  クアランプール着16:40  クアラルンプール発MH2636便18:45〜ラブアン島経由〜   
  コタキナバル着22:20=プロムナードホテル着23:00      
6日(木) 市内観光(9:00−12:00) 昼食(12:30−13:30) コタキナバル発14:00=公園事務所  
  (15:−15:45)=クンダサン着16:00 (パーカサーホテル)    
7日(金) クンダサン発 7:45=公園事務所=登山口発 8:50・・・ラヤンラヤン(12:20ー12:50)・・・  
  山小屋(ラバンラタレストハウス)着15:10        
8日(土) 山小屋発 2:30・・・キナバル山・ローズピーク(6:20−6:40)・・・山小屋 9:15着   
  山小屋発 10:00・・・ラヤンラヤン(12:00−12:10)・・・登山口 14:00着   発 15:00=  
  昼食(15:30−16:30)=コタキナバル着 19:00(シャングリラ・タンジュンアル リゾート)  
9日(日) Aグループ 7名:無人島で海水浴(8:30−14:45) 買物(15:30−17:30)  
  Bグループ 4名:市内観光(10:00−14:30) 全員:市内で海鮮料理(19:00−21:00)  
  ホテル発 22:20=コタキナバル空港着 22:40        
10日(土) コタキナバル発 MH80便 00:30〜成田空港着 6:30 空港発 7:30=文化会館着9:30  
                   
   録:
6日(木) 天候:晴れ                    
コタキナバルの市内観光の最初は金色の巨大な玉葱という感じのイスラム寺院だったが、残念ながら内部を
見ることはできなかった。次は民族博物館。最後のマングローブ林の野鳥サンクチュアリーは陽射しが強烈で、
汗だくで歩いた。昼食は中華料理のようなエスニックのようなマレーシア料理だった。とてもおいしくて残さず
全部食べてしまった。クンダサンに向う途中、マンゴスチンや赤い針鼠のようなランプータンなどの果物を売る
店があり、皆で買って食べた。公園事務所で明日の登山許可手続きを済ませ、ホテルへ向った。  
ホテルに到着すると、部屋の窓からくっきりと、明日登るキナバル山を見ることができた。    
夜は、荷物の仕分けに忙しかった。登山に必要の無い荷物、ポーターに預ける荷物、自分で背負う荷物の3個に
分けてTL(ツアーリーダー)のチェックを受けた。            
7日(金) 天候:晴れのち雨のち曇り                
夜明け前に激しく降った雨も止み、すがすがしい朝だった。公園事務所で登山許可のカードを受け取り、各人、
首から下げた。ポーターに預ける荷物は1人5kg.までなので、ここで計り、2人の山岳ガイドと3人のポーターと
合流し、弁当のサンドイッチとリンゴと水をバスに積んで、登山口まで移動。登山口でチェックして、8時50分、
いよいよ登山開始。登山道は歩きやすく整備されており、途中7ヶ所にあずまやと水洗トイレがあるのがありが
たい。道々、食虫植物のウツボカズラやシャクナゲ、ランなど数々の花をみることができた。ラヤンラカンで、
昼食のサンドイッチを食べている時、大雨が降り出した。と同時に大阪弁のグループがパラパラと登ってきた。
聞くところによると、『毎朝、金剛山に登る会』の19名とのことだった。山小屋に着くころに雨は止んだが、  
巨大な岩肌には数本の滝ができていた。TLより高山病対策として、水分をたくさん飲むように、食事は控えめに
シャワーを浴びないように、熟睡しないよう等の注意があった。          
8日(土) 天候:晴れのち雨のち曇り                
午前2時半、ヘッドランプをつけ山小屋を出発した。満月の近い月に照らされて、手摺が付いて階段状に整備
された急騰を登った。岩場には太いロープが張られていて、安心して登れた。あたりが明るくなるにつれて、
キナバルサウス、ドンキーイヤーズ、セントジョーンズピークと次々と見え始めた。ローズピークの頂上は狭く、
登山客で混雑していた。下り始めると、登る時には暗くて見えなかった山の様子が良くわかった。  
山小屋で朝食を食べた後、10時に山小屋を出発、昨日登ってきた同じ道を下った。      
登山口で下山のチェックをして待機していたバスに乗り、再びコタキナバルへ向った。    
9日(日) 天候:晴れ                   
 Aグループ  無人島で海水浴                 
         ホテルから大型モーターボートで20分程で到着。シュノーケルの使い方を教わり、色も形も様々な
         熱帯魚をたくさん見ることができ、まるで竜宮城のようだった。      
 Bグループ  市内観光                  
大橋さんによると「水上生活者の町を見学したが、キナバル山より印象が強烈だった」とのことです。  
                       
                        報告者: 福岡 和世