山行報告書

第２１９回　　篠井富屋連峰縦走Aコース　《健脚　弱》

（兜山〜黒戸山〜高館山〜飯盛山〜本山〜男山〜榛名山）

山行地　　：　　栃木県宇都宮市

期　　日　　：　平成１７年　２月　２０日　（日）　日帰り　

参加者　　：　３５名　（男性１８名、女性１７名、役員１０名）

役員役務　：

行　　程　　：　　　　　　　　　　

記　　事　　：　　天候　くもり一時晴れ

昨年の暮れから暖冬が一変し、雪の降ることが多く、当日もその心配を抱えながら出発する。

標識の無い分かりにくい登山口から登り出す。すぐ大きな岩が数個、兜のような形に並んでいる。そこを上がった所が兜山。雪の男体山や古賀志山が望める。今日は思ったより見晴らしが良い。

一度林道まで戻り反対側の黒戸山方面に入る。雪の心配は無さそうだ。道がよく分からずバリエ　　　　　　ーションルートとは大げさだが見当をつけて歩く。少し登るとルートが見つかりピークらしくない黒戸山山頂へ到着。今回の山行は予察（このあたりは時間が足りなかったらしいが）をしていて良かった。

更にルートを北上して高館山へ。男体山に続いて大真名子山が見える。それに続く女峰山は雲の中だ。

高館山からは少々雪が残っている道を、気をつけて大畑林道へ下る。道端の林の中で昼食とする。林道に

は雪が残っており、冷たい冬型の風が出だし、早々に午後の歩きを開始する。

飯盛山は等高線からも伺えるように急登だが、幸いなことにロープがつけてある。僅かな距離だが今日一

番の登りを頑張る。山頂は風も無く日が差し、冬枯れの樹林の中の日だまりに、ホッと一息つく。下りはロー

プも無いが、木々に助けられみんな無事におり、本山へ向かう。

本山上りは滑りやすく足場の悪い急登で転ぶ人も出、苦労する。しかし本日の最高峰ピーク本山からは、北の高原山や那須連峰が望め、また雲の合間から皇海山方面の連なる山々も伺えた。記念写真を撮った後、男山に回る。最後のピークの榛名山では時間に余裕があったので、お茶タイムなどを取りゆっくりする。子供の森公園には予定より一時間早い下山であった。帰路ゆっくり一浴し、野田へ帰る。　　

（杉原）