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第４回 ：臨 時 山 行 報 告
書 |
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山 行 地： |
マレーシア・キナバル山（４，０９５．２ｍ） |
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期
日： |
平成20年12月7日（日）
〜20年12月12日（金） 7日朝発 5泊6日 |
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参加者： |
１４名（男性５名＆女性９名） 役員３名 |
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担当役員： |
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Ｃ
Ｌ・写真・トップ |
盛 晋 |
12/8 記録 |
松田 正巳 |
12/11 記録 |
市河 淑子 |
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Ｓ
Ｌ・記録纏め・ラスト |
重政 憲之 |
12/9 記録 |
荒井 万里子 |
12/11 記録 |
大瀬 宣子 |
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Ｓ
Ｌ・会計・12/7記録 |
山本 早苗 |
12/9 記録 |
片岡 徳次郎 |
12/12記録 |
金子 四郎 |
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装備・12/7記録 |
岩切 敏子 |
12/10 記録 |
岡田 睦子 |
12/12記録 |
原田 安子 |
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宿泊・12/8記録 |
小口 美智子 |
12/10 記録 |
片岡 真智子 |
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行 程 ： |
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７日(日） |
野田(9:00)・・・成田空港(11:300〜13:30)・・・(マレーシア航空MH071便)・・・クアラルンプール乗継(20:05〜
21:50)・・・ |
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コタキナバル(00:25)→ホテル・シャングリラ着(00:45) |
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８日(月） |
大型バス ホテル・シャングリラ（８：５０）・・・ﾏｰｹｯﾄ(民芸品、果物)(１０：３０〜１１：００)・・・小型バス車２台に乗換え（１１：０６） |
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・・・キアウ村(１１：４５〜１３：００)昼食・・・展望台（１３：４０）・・・キアウ村（１３：５０）・・・大型バス乗換え（１４：２５）・・・キナバル |
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公園事務所・・・ポーリン温泉（１５：２５）・・・キャノピーウォーク（１５：４０〜１６：２５）・・・足湯（１６：５０）・・・ロッジ到着（１８：５０） |
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・・・レストラン（１９：１０〜１９：５０）・・・ネベンティスロッジ到着（２０：００） |
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９日（火） |
PHQﾛｯｼﾞ朝食7：20･･･登山ｹﾞｰﾄ（1,890m）発8：50･･･第1休憩所（2,039m）9：25･･・第2休憩所（2,095m）9:55〜10:05･･・ |
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第3休憩所（2,286m）10：42〜10:52･･･第4休憩所（2,518）11：42〜11:52･･・ﾗﾔﾝ･ﾗﾔﾝ小屋（2,621m）12：30〜13：00昼食 |
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･･･第5休憩所（2,942m）14：03〜14:15･･･第6休憩所（3,062m）14：37〜14:45･･･ﾗﾊﾞﾝﾗﾀﾚｽﾄﾊｳｽ到着(3,272m)15：34 |
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夕食17：00 就寝前 盛CLより翌日の山頂ｱﾀｯｸの注意事項説明 |
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１０日(水） |
ﾗﾊﾞﾝﾗﾀﾚｽﾄﾊｳｽ（3272m）2:00起床、2:30軽食、3:00
発･･･ｻﾔｯｻﾔｯ小屋･登録ｶｰﾄﾞﾁｪｯｸ…小屋付近で休憩4:40〜5:00･･･ |
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ｻｳｽﾋﾟｰｸとﾄﾞﾝｷｰｲﾔｰの間の台地5:30〜日の出（6:05）を待つ
〜6:20･･頂上手前で休憩 7：15･･ﾛｰｽﾞﾋﾟｰｸ（4095m）に登頂 |
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7：40･･･下山開始8:10･･･頂上直下の
眺めのいい所で朝食8：20〜8:50･･･ｻﾔｯｻﾔｯ小屋9:45 ･･･ﾗﾊﾞﾝﾗﾀﾚｽﾄﾊｳｽ着11：05 |
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12:00温かい昼食、昼寝、17:00夕食、明日に備え早々の就寝 |
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１１日(木） |
ﾗﾊﾞﾝﾗﾀﾚｽﾄﾊｳｽ（6:00）･･･3062m休憩所(6:20〜6:30)･･･ﾏｼﾗｳﾙｰﾄ分岐（7:15）･･･休憩所近くにて朝食（7:４0〜8:00）･･･
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休憩所（8:25〜8:35）･･休憩所（9:30〜9:40）･･川（10:15）･･休憩所（10:20〜10:30）･･休憩所(11:15〜11:30）･･休憩所 |
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（11:48〜11:53）･･ﾏｼﾗｳﾈｲﾁｬｰ･ﾘｿﾞｰﾄにて昼食(12:30〜13:30)･･ﾎﾟｰﾘﾝ温泉近くの農園でﾗﾌﾚｼｱ見学･･ｷﾅﾊﾞﾙ公園本部 |
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(14:15〜14:25）･･･ｺﾀｷﾅﾊﾞﾙ・ﾎﾃﾙｼｬﾝｸﾞﾘﾗ･･･ﾎﾃﾙ近くの屋台風中華海鮮ﾚｽﾄﾗﾝにて夕食 |
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１２日（金） |
ホテルシャングリラ内レストランで各自朝食（6:30〜）･･ホテルロビー集合(9:30)･･シグナルヒル展望台（9:55）･･ホテルへ戻る |
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（10:30）･･･ホテルチェックアウト（11:00）･･･コタキナバル空港着（11:11）･･･コタキナバル空港発（13:00）･･･成田空港着 |
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（19:00）･･･みず季野観光バスで野田へ（20:08）･･･各自自宅近くで下車 |
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| 記 録： |
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| ７日 ： 天気 晴 成田からボルネオ島・コタキナバルへ |
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バスが盛さんの誘導で参加者の家の近くまで迎えに廻ってくれたので大変助かりました。成田空港に11時30分到着。
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ボルネオ旅行社の石田さんと添乗員の安江さんが待っていてくれた。
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マレーシア航空カウンターにてチェックインして、13時30分クアラルンプールに向け機中の人となった。
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大きな期待とちょっぴりの不安を胸に抱き、5時間半思い思いに過ごし、クアラルンプールに20時05分に着いた。 |
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窓の外は雨に濡れていた。入国審査を終え両替をしてから国内線に乗り継ぎコタキナバルへ00時25分に着く。 |
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サバ州の入州審査を終えて空港出口に出ると、現地ガイドのジョイ・ティムさんが出迎えてくれた。 |
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バスに乗り20分でホテルシャングリラに着いた。部屋に入り眠りに就いたのが午前2時を過ぎていた。(記：山本) |
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８日 ： 天気 晴 ホテルシャングリラからキナバル公園・ネペンティスロッジ（1,554m）へ |
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成田空港からの到着が午前１時近くになり、就寝は３時頃であったろうか〜？
モーニングコールで目を覚ます。 |
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朝食を済ませ、ミーティング後バスに乗り込む。 |
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車中では日本語の上手なティムさんより、マレーシア＆コタキナバルのいろいろ盛りだくさんの話を聞きながら
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２時間ほどのドライブである。 途中何度かキナバル山が見え隠れし、景色の良い所で下車し記念撮影。
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トイレ休憩を兼ねたマーケットでは、民芸品や果物を買ったりと忙しい。
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早速買い求めたバナナ、ラ・ブータンの試食に花が咲く。これより小型バス２台に乗り換え、一路キアウ村へと向う。 |
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狭く急な坂道と、砂利道のガタガタ道に揺られながら４０分、迎えてくれたのは2人の女の子とご主人でした。
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大広間に皆で車座になっての昼食、すぐお茶を入れてくださり日本と同じかなと思えた。 |
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野菜スープ、大きな葉で包んだご飯に５〜６種の惣菜（椰子の実の器に主に村で取れた野菜で調理した物）を乗せて |
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スプーンで食べた。初めて口にする物ばかりだが美味しかった。 |
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何故かその後、米濁酒・椰子ワイン・デザートにモンキーバナナ、パイナップル、揚げせんべいと続きお腹一杯になる。
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この家族は２０人・・・と、３世代は当たり前。とても楽しそうで心温まるドゥスン族の生活を垣間見る。
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ご主人から、村を一望できる高台に案内され、昔日本人が開拓した道路等の話を聞く。 |
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別れを惜しみつつ車３台に分乗し、またガタガタ道を降りる。再び大型バスに乗換えポーリン温泉への到着は３時半頃となる。 |
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水着姿で楽しんでいる温泉客を見ながら通り抜け、キャノピーウォーク場へ。
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カメラの持ち込みは有料と聞き、代表者一台を登録して入場。 |
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熱帯雨林の大きな木と木の間に掛けられた高く狭い吊橋を渡る。左右に揺られ恐々、スリルいっぱいの空中散歩、 |
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４つの橋を堪能。温泉は足湯のみの体験。疲れた足に心地よい。 |
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車中にて、誰かの「ドリアンが食べた〜い」の声で道端マーケットに。小振りだが臭いがないのに驚く。
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いろいろ珍しい果物を試食し購入、ミネラルウォターも調達し、明日の登山に備える。 |
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予定よりかなり遅くロッジへ到着。３人ずつに分かれ、それぞれのロッジへと荷物を入れた後、 |
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慌しくバスでレストランへ移動しての夕食。 メニューが豊富なバイキングスタイルで美味。 |
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大阪の人(野鳥観察とか)との出会いもあり、楽しい食事時を過ごす。 |
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ロッジに戻ったのは８時近い。 明日からの登山に向けての荷物整理に大わらわ。 |
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とても素敵なところで、滞在時間が短いのが残念！ 帰りにもう一泊したいとままならぬ欲望も。
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いよいよ期待と不安を胸に就寝。 明日も晴れますように！！
(記：小口)
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９日 ： 天気 晴れ・ごく一時霧雨。 キナバル公園本部ロッジ(1,554m)からラバンラタレストハウス(3,272m)へ |
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今日はキナバル山中腹のラバンラタレストハウス（3,272ｍ）までの標高差1,406ｍを登る。
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朝食前に日の出とキナバルの山容を仰ぐ。
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安江添乗員・ティム現地ガイドの外に、山岳ガイド３名とポーター３名が加わった。
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ポーターに１人5ｋｇ以内の荷物を預けた。
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登山ゲートで各人が山行中に携行する名前入り登録カードを受け取り、記念に持ち帰る。
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１日の入山許可は160名程度という。
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登山道はきれいに整備され、途中６ヶ所の休憩所には東屋と水洗トイレがあった。
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登り始めの熱帯雨林で鳥と蛙の鳴き声、虫を捕える瓶形の袋を持つウツﾎﾞカズラ、 |
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大きな黄色の石楠花などに出迎えられた。
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登山道は急坂と階段・梯子の連続で直登に近かった。
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山岳ガイドの勧めで休憩所毎に小休止し、随所で可愛いランなどの撮影を存分にしたので、
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標高が高い割には疲れを感じずに登れた。 |
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ラヤン・ラヤン小屋を出た後２時間は霧雨だったが、総じて晴で暖かく軽装で登れた。
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ラバンラタ小屋到着前の急登はきつく息切れしたが、ランなど花がいっぱいで救われた。
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夕食は17：00からバイキング、日本の山小屋よりも豊富でドリンクつき。
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温水シャワー、水洗トイレ、暖房つきでレストハウスという言葉どおりであった。
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なお、高山初チャレンジの安江添乗員は17：06に到着した。
（記：片岡徳）
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| １０日 ： 天気 晴れ・ごく一時霧雨。 キナバル公園本部ロッジ(1,554m)からラバンラタレストハウス(3,272m)へ |
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2時起床、2時半軽食を取っていると、もう何組か出発している。山の朝は早い！ |
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3時出発、外は真っ暗であるが、思ったほど寒くはない。空には満天の星、 |
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樹林帯の中を急な階段やロープを伝って黙々と歩く、 |
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やがてサヤッサヤッ小屋のゲートで入山のチェックを受けた後、小休止。 |
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小屋を過ぎると木はもちろん草もほとんど生えていない丸出しの岩盤である。 |
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視界をさえぎるものは何もなく、南の天空にハッキリと南十字星が見える。 |
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南半球に来ていることを実感する。
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前方が急に騒がしく、渋滞し始める。急な登りのロープで苦慮しているらしい。 |
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我が野田ハイキングクラブのメンバーは楽々と登っていく。 |
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空がいくらか白みかけた頃、サウスピークとドンキーイヤーズの中間点で休憩。 |
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思い思いに写真を撮ったりしながら日の出を待つ。
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東の空がだんだんと赤くなり、雲海が赤く染まり、上下に割け太陽がポッコリ（スートではない）顔を出す。 |
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一斉に歓声が上がる。 まさに天地創造の瞬間である。 |
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明るくなると、広大な一枚岩の頂上大地に、氷河で造られた岩峰、奇岩がニョキニョキと立っているのが見える。
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想像を絶する光景である。自然の造った芸術品である。感動を胸にローズピークを目指す。 |
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それほど傾斜があるようにも見えないのに、高度の所為なのかきつくなり、 |
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親指ピークの見えるところで一休みして、最後の切り立った岩場を登り頂上に立つ。 |
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快晴に恵まれ、360度の大パノラマを満喫しつつ、全員がワインで乾杯！ |
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帰路は頂上から少し下ったところで、盛リーダーが町で買い求め、 |
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下から運んでくださった特大のパパイヤのデザート付きで朝食をとる。 |
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素晴らしい景色を見ながら食べるパパイヤの味は最高の贅沢でした。
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下りは水が何かに吸い込まれるような岩肌を、一気に下りサヤッサヤッ小屋に着く。 |
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登る時は全然見えなかったけれど、小屋周辺には黄色のポッテンテーラや赤みを帯びたトラッキーテリ |
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ーが所狭しと咲いている。下の潅木群に白い花が目に付く、近づいて見ると |
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赤い頬紅を指したような白い姫椿（シーマ）が可憐に咲いていた。 |
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11時頃ラバンラタ小屋に着き、昼食を食べて、午後はシャワーを浴びたり、午睡を楽しんだりとそれぞれ |
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の時間を過ごした。 全てに感謝の一日でした。
（記：岡田） |
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| １１日 ： 天気 曇り時々雨。 ラバンラタレストハウス(3,272m)からマシラウネイチャーリゾート(2,000m)へ |
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朝食のお弁当を受け取り、6時に下山開始。 |
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すると今まで降っていた雨もあがり最初の休憩所でレインコートをぬぐ。 |
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通常ルートとマシラウルートとの分岐で、ポーター3人と添乗員・安江さんと別れ、私達はマシラウルートへ向かう。 |
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いきなり、たくさんのウツボカズラに声をあげる。 |
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ウツボカズラも大きさ、色、形の違う多くの種類に驚く。 |
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見晴らしの良い所で、私達希望の「焼きそば朝食」とランプータンやトマトのデザートを楽しむ。 |
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ずっと樹林帯で、周りにたくさんの種類の蘭、赤や黄色それに細い葉のシャクナゲ、白い花のコーヒーの木、 |
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ヒメツバキ、ギョリュウバイの仲間を見るたび「綺麗ね」「すごい」と歓声をあげ、 |
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「写真班出番です」とマシラウルートならではの植物をじっくり観察することが出来ました。 |
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山岳ガイドさんに「この花の名前は何？」と何度も教わったけど、残念ながら覚えられませんでした。 |
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他に登山客も少なく、私達の独り占め。途中、小雨が降ったが雲霧林で神秘的でした。 |
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マシラウネイチャーリゾートにてバイキングの昼食。その後、二台の車に分乗し、ポーリン温泉近くの農園に咲いている |
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「ラフレシア」を見物。
この花は世界最大の花で寄生植物、開花期間は長くても一週間とのこと。 |
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我々は、本当にラッキーでした。 |
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キナバル公園本部で、預けておいたトランクを受け取り、コタキナバルのホテル・シャングリラに向かう。 |
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シャワーを浴びた後、歩いて近くの屋台風中華海鮮レストランでの夕食。 |
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やわらかい甲羅のカニを揚げたのは、特に美味しかったですね。 |
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周りの水槽にたくさんの種類の魚や貝がいて、まるで水族館のようでした。 |
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その後は帰国にむけて、荷物の準備。楽しかった、マレーシア・キナバル山登頂の旅は、お終い。（記：市河） |
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| １２日 ： 天気 時 コタキナバルから成田へ |
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ホテルシャングリラ内のレストランで朝食を済ませ、海まで散歩に出かける。 |
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8時頃だというのに日差しが強く蒸し暑い。 海岸には学校が休みになったせいか沢山の家族連れが来ていた。 |
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海はきれいで直ぐ近くを小アジ（？）が群れをなして泳いでいるのが見えた。 |
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ホテルに戻り 9時30分にロビーに集合し、ガイドのティムさんにコタキナバルを一望できる |
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シグナルヒル展望台に案内して貰う。 |
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こちらは横断歩道がないので走っている車の隙をみて道路を横断するのが難しい。 |
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11時にホテルを出発し空港へは10分位で到着。 |
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荷物を預け手続きが済むまで空港内の土産物屋で時間を潰す。 |
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11時45分集合して搭乗口へ、ここで6日間ガイドをしてくれたティムさんと最後のご挨拶。 |
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帰りの飛行機はガラガラで機内からキナバル山の雄姿が見られるかも・・・と |
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期待していたが厚い雲に遮られ見ることはできなかった。 19時無事成田空港に到着。 |
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迎えにきていたバスに乗り、来た時とは逆の順番で自宅近くで下車。 |
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そして最後は盛さんがマイカーで送ってくれました。 |
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6日間の山行と観光の旅でしたが、14人全員が皆元気で登頂でき無事帰れた事に、幹事さん達に感謝します。 |
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今回のキナバル山山行は友の「今度野田ハイでキナバル山に行くの」という一言に「私も行きたい」から |
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始まり、盛さんをはじめ皆様が寛大な心で受け入れてくださったお蔭で実現しました。 |
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あの素晴らしい日の出も、初めて体験する4,000ｍ級の登山の辛さと感動、 |
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ラッキーにもあの世界一大きな花ラフレシアを見られたことetc思い出深い山旅でした。 |
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幹事の皆様、いっしょに感動を分かち合った皆様 本当にありがとうございました。 （記：原田） |
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