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第292回
:定 例 山 行 報 告 書 |
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山 行 地: |
北ア・烏帽子岳(2,628m)・水晶岳(2,977.7m)・鷲羽岳(2,924.2m)の |
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登頂と雲ノ平散策 |
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期日: |
平成21年8月6日(木) 〜21年8月9日(日) |
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参加者: |
20名 |
(男性6名&女性14名) |
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担当役員: |
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CL・記念写真 |
盛 晋 |
8/6(木)記録 |
浦 弘美 |
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SL・トップ |
上村 美代子 |
8/6(木)記録 |
石川 君江 |
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SL・会計(CL) |
山本 早苗 |
8/7(金)記録 |
福岡 和世 |
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SL・宿泊・駐車 |
小渕 雅子 |
8/7(金)記録 |
一兜 由子 |
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会 計(SL) |
清水 志げ子 |
8/7(金)記録 |
千葉 祝子 |
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救 護 |
秋葉 修平 |
8/8(土)記録 |
金子 四郎 |
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スライド・報告作成 |
生島 丈児 |
8/8(土)記録 |
手塚 ツネ子 |
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ラスト |
小野塚 信夫 |
8/8(土)記録 |
寺本 由紀子 |
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装 備 |
河井 和寿 |
8/9(日)記録 |
荒井 万里子 |
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8/6(木)記録 |
岩切 敏子 |
8/9(日)記録 |
西田 弘江 |
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行 程: |
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1日目(8月6日 木) |
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キッコーマン駐車場(5:25)・・・高瀬ダム(9:10)・・・ダム着(9:30)・・・濁沢出会い(10:05)・・・ |
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ブナ立て尾根(13:45)・・・烏帽子小屋(15:10) |
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2日目(8月7日 金) |
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烏帽小屋出発(5:30)→南沢岳の分岐(5:50)→烏帽子岳(6:20〜6:40)→南沢岳の |
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分岐で乾杯(7:15〜7:25)→烏帽子小屋(7:45〜8:20)→2610m(9:05〜9:10)→ |
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三ツ岳の下をまく(9:45)→お花畑コースと展望コースの分岐(9:50〜9:55)→ |
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野口五郎小屋(11:35) |
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3日目(8月8日 土) |
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野口五郎小屋(5:00発)・・・野口五郎岳(5:30)・・・竹村新道分岐(6:00)・・・東沢乗越 |
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(7:20)・・・水晶小屋(8:20〜8:30)・・・水晶岳(9:10〜9:35)・・・水晶小屋(10:00〜10:30) |
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・・・ワリモ北分岐(11:15)・・・鷲羽岳(12:10〜12:35)・・・ワリモ北分岐(13:20〜13:50) |
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・・・祖父岳(15:00〜15:15)・・・雲ノ平山荘(16:25着) |
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4日目(8月9日 日) |
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雲ノ平山荘(5:05発)・・・薬師小屋・朝食後雨具を付ける(7:50)・・・太郎小屋(10:50)・・・ |
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五光岩(11:15)・・・(14:50着)・・・野田着(23:45) |
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記 録: |
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1日目 8月6日 木曜日 (1) |
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ダムの上にタクシーを下りて長いトンネルと長い吊り橋を渡り白砂の河原にて |
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盛会長の挨拶、準備体操を終えさあ〜待ちに待った山行が始まる。 |
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登山口に入るとソパナ、ヤマハハコ、カラマツ草等に迎えられ、すぐ急登なゴロゴロ |
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道となる。 樹林帯の中を息をあえぎながら進む。 |
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小さな尾根広場で2度程一休止とる。 |
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三角点のある2208Pでは左側に槍ヶ岳見えるはずが姿はない。 |
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ずーとずーと樹林帯の中を進む。小さな稜線に出た。 |
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右側雲の中の双耳峰の山が見えた。 明日登る烏帽子かな? |
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山小屋の方より南沢岳らしいと教わった。 |
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山小屋近くになると花畑があり目と心を楽しませてくれた。 |
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きつい登りで皆無口であったが小屋に着くと大歓声をあげた。 |
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そこには山を背景に大群の岩ギキョウと紅白のコマクサに迎えられ自然と笑が |
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ほころびました。 着くや否や、ゴロゴロと雷とともに雨が降り出した。 |
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殆どの人が足に異和感を感じながら明日のために早く眠りについた。 |
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(浦 弘美) |
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1日目 8月6日 木曜日 (2) 曇り |
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キッコーマン駐車場4時30分出発 |
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佐久平あたりから陽がさし青空が見えてきた。 雨の心配はなさそうだ。 |
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七倉ダムより五台のタクシーに乗り高瀬ダムに向かう。 |
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昨年下りて来たダムをなつかしく思う。
今年は登りの挑戦。 |
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ダムから登山口まで陽ざしの強いなかアルミの梯子を幾つも渡り登山口に着いた。 |
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1時間1ピッチでいよいよ三大急登の登り。 |
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小さな高山植物に癒されながら登りが続く。 2回目の休けいの頃から足をつる人が |
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出て2班に別れて登り出す。 廻りの山々のくずれた山肌を見ながらぐんぐん登り |
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ブナ立て尾根13時45分、あと3分の1の登り、少しガスが出始め烏帽子小屋めざして |
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登り出す。 漸やく烏帽子小屋だ。 小屋の前には沢山の岩ききょうが一面に咲いて |
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迎えてくれた。15時10分着 間もなく雷が鳴り雨が降ってきた。 |
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CL組は雨の中17時に着く。 おつかれ様でした。 |
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(記 岩切敏子
石川) |
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2日目 8月7日 金曜日 (1) |
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曇り一部青空、北の風2m、烏帽子岳方面は視界良好。烏帽子小屋に大きいザックを |
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置きサブザックで烏帽子岳に向けて出発。ハイマツの中を緩やかに登っていく。 |
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ニセ烏帽子岳まで来ると正面に奇怪な岩峰群が目に飛び込んでくる。 |
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岩塔の基部からクサリで直上。岩にはちょうどいい具合に足場が確保されていたが、 |
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高度感があってスリル満点であった。烏帽子岳の山名標識の所から鎖で2mよじ登ると |
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山頂で、一人が立てるだけのスペースしか無い。 |
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記念撮影を撮り、慎重に下り始める。南沢岳の分岐まで戻り、そこで乾杯と万歳三唱をする。 |
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その後、雨がパラパラと来たので合羽を付ける。 |
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烏帽子小屋に戻り、大きいザックに詰め替え、野口五郎小屋に向けて出発する。 |
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三ッ岳の山腹に伸びる巻き道を進む。しばらく行くと、お花畑コースと展望コースに |
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分かれていたが小雨が降っていて展望が利かなかったので、お花畑コースを行くことにした。 |
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だだ黙々と進む。コマクサ・チングルマ・ハクサンイチゲ・イワギキョウ等の花が目を楽しませて |
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くれた。 |
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突然屋根の一部が見え、野口五郎小屋に到着。小屋は一段下がった場所にあった。 |
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(記 千葉) |
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2日目 8月7日 金曜日 (2) |
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4:00 起床…のはずだったが、3:30点灯とともに起き出す人たちあり…結局続いて皆起きる。 |
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(なんと山の朝の早い事!) |
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5:00 朝食、ハムエッグ、生野菜、漬物、海苔、山菜の煮浸しの様な物と具沢山のみそ汁。 |
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美味しくいただきました。 |
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5:30 烏帽子岳アタックのためサブザックで小屋をスタート。昨日に続きトップは上村さん。 |
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5〜6分樹林帯の中を歩く。道の両脇にはアキノキリンソウ、イワギキョウ、トモエ |
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シオガマ、ウサギギク、クルマユリなどなど沢山の高山植物が目を楽しませてくれる。 |
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ザレ場に出ると今度はコマクサ、ハイマツの下にはリンネソウと思われる可憐な花が |
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随所に見られた。 |
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空は曇りなれど、雲間から薄日ももれる…右手には昨日登ったブナ立尾根、 |
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ダムも望めた。まもなくして烏帽子岳への分岐にさしかかる。 |
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ルートを左にとり、トップは小渕さんに変る。見上げると大きな岩場。手前でストックを |
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持っていた人はまとめて置いて行くなり。 |
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6:30 一歩一歩、足場を確保しつつクサリを頼り、登りつめ、頂上では三人一組となり |
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記念写真におさまる。 |
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6:55 頂上がせまいのと、途中岩場があったため、広めの分岐点まで戻ってから |
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7:15 カンパイ!をする。 |
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7:50 途中、霧雨となり雨具(上着)をつける。山小屋着 |
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8:20 山小屋スタート。雨具をつけ、ゆったりペースで…視界悪く遠望できず。 |
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8:30 登山道の高山植物だけが目を楽しませてくれる。三ツ岳を越えて後、状況判断で |
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花畑コースを歩く…雪渓、ハクサンイチゲ、アオノツガザクラ、チングルマ等等。 |
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11:00 小屋迄あとわずかではあったが、大きな岩がゴロゴロの場所で、それぞれが |
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おもいおもいの場所で早目の昼食をとる。 |
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11:35 野口五郎小屋着。約半日の行程ではあったが、一つのピークをアタックしたのと |
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雨天山行のせいもあり、充分歩いた感あり。夕食時まで自由に過ごす。 |
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雨があがった後、外に出た人の中にブロッケン現象を見た人あり。(ラッキーの一言) |
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(記:一兜) |
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3日目 8月8日 土曜日 |
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朝5時。霧雨の中、雨具をつけて皆元気に出発。 |
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野田ハイをとてもよくまとまったしっかりしたパーティだと感心してらした小屋の若いご主人と奥様 |
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が我々の姿が見えなくなるまで見送って下さり感激。 |
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25分ほどで野口五郎岳に着くも展望はなく、早々ときりあげ水晶岳に向かう。 |
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水晶小屋に重いザックをデポ。身軽になって水晶岳登頂を果たし又小屋に戻ってザックを背負う。 |
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今度は鷲羽岳。この頃から天気も良くなってきて、周囲の山々を楽しみながら歩く。マリモ分岐に |
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又ザックをデポし、一気に鷲羽の頂上へ。頂上では槍ガ岳が雲の間に見え隠れし写真を撮る |
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チャンスを逃がさない様皆必死。それでも大きな山並みははっきり見え素晴らしい展望だった。 |
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アルプスの大自然にいだかれた小さな自分を実感し震えるような感動を味わった。 |
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どんな事も乗り越えられそうな気がした。 たくさんの高山植物にも出会えた。 |
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水晶岳下の雪渓近くで見た雪割草、白山イチゲ、白山フーロ、コバイケイソウ、ヨツバシオガマ、 |
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小さな小さな、しかし華やかな感じのイワツメクサ、初めて聞く名前のチョウノスケソウや |
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ウサギギク。特にイワギキョウがあちこちで目に付く。過酷な環境の中で必死に岩にしがみつき |
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綺麗な青紫の花を咲かせているイワギキョウ。 その強さと可憐な姿に疲れも吹き飛ぶ。 |
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鷲羽岳の後は今回の山行の最終山、祖父(じい)岳。 |
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広々とした祖父岳頂上を15時15分に後にし、長い長い木道を歩いてお洒落な外観の雲の |
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平山荘に着いたのは16時25分だった。 |
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(記:金子 手塚 寺本) |
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3日目 8月9日 日曜日 小雨のち晴れ |
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最終日早朝霧雨。 4:45分軽く体操、黒部五郎、双六、水晶岳をバックに記念写真を済ませ |
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5:05分水晶からの朝焼けに見送られ元気に下山開始。 |
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木道は安心、見渡す限りの大草原、朝つゆの植物も愛らしく日本庭園、アラスカ庭を得て、 |
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誰もが堪能のひと時だったも束の間、急坂開始。丸い大石がごろんごろんで濡れてる。 |
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大ベテランでも何度も転ぶ姿を目に緊張を促す。2時間ぐらい続いたろうか、急に沢の音が |
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激しくなり、やれやれの薬師小屋到着。 7:25分スリリングな吊り橋、水量も豊富で緑色、 |
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雲ノ平の奥深さを物語ってる。 朝食後7:50分雨具を付けて太郎平に向けて登り返し |
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暑さも増し無理を来たので9:15分直下で休む。 あと一息、赤い小屋は早くから見えてた |
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ものの遠く、やっとの思いで到着10:50分。晴れ |
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リーダーの計らいで、コーヒー、ラーメンは格別だった。 熱いお茶で心身を癒し大分先も |
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見えて緩やかな下り、11:15分五光岩で休憩又小雨により雨具を着けて草原のキンコウカの |
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有峰湖など眺めながら14:50分折立到着。 |
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真っ先に写ったのは慰霊塔s38年、大豪雪にて若者の大量遭難時の塔、自然の恐ろしさを実感した。 |
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反省点大有りでしたが念願だった雲ノ平縦走が出来て本当に良かった。 |
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リーダー、仲間達に感謝します。 |
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温泉、夕食、車中からの花火を拝みながら11:45分野田到着、お疲れ様でした。 |
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(記 西田 荒井) |
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