第322回 : 定 例 山 行 報 告 書
野田ハイキングクラブ創立20周年記念山行「金時山」集中登山
山行名 : 明星ケ岳〜明神ケ岳〜金時山 (Aコース) 神奈川県、静岡県
期 日 : 平成23年4月24日(日) 朝発日帰り
参加者 : 20名 (男性11名 & 女性9名)
担当役員:
役 割 |
氏 名 |
役 割 |
氏 名 |
CL・装備・写真 |
盛 晋 |
スライド |
煙山 浩 |
SL・ラスト・救護 |
関谷 昌男 |
会計C |
小渕 雅子 |
SL・トップ・会計S |
上村美代子 |
記 録 |
杉原三千代 |
行程 :
月 日 |
登山コース および 行動時間 |
4/24 往路 |
野田(4:40)⇒常磐道・首都高・東名⇒御殿場IC⇒宮城野登山口(7:10) |
歩行 |
宮城野登山口(7:25)・・・明星ケ岳(8:30〜8:45)・・・鞍部(9:20)・・・明神ケ岳(10:05〜10:25)・・・火打石山分岐(11:10〜11:40昼食)・・・矢倉沢峠(12:40〜12:50)・・・金時山(13:45〜14:15)・・・夕日の滝分岐(14:35)・・・沢出合(15:35)・・・夕日の滝(16:15〜16:30)・・・地蔵堂(16:40) |
復路 |
地蔵堂(17:00)⇒大井松田IC・東名・首都高・常磐⇒流山IC⇒野田(20:15) |
記 録 : 天候 晴
野田ハイ創立20周年記念山行の第一弾だ。金時山の集中登山ということで4つのコースが用意された。
その中でもAコースは行程9時間30分というロングコースなので、メンバーも健脚ぞろい。
いつもより30分早く出発する。晴天に恵まれ、車中からは大山や真っ白い富士山が望める。
早朝しかも震災後という事で高速は順調、予定より早めに宮城野登山口に到着する。
樹林帯の中を登りだすと、すぐにエイザンスミレの出迎えを受け、寒い日の続いている今年だが、やはり春は来ている。
1時間余で明星ケ岳に到着、快調なペースである。この山は大文字焼でも有名だ。
見晴らしもなく山の説明板と御嶽大神を祭る小さな祠がひっそりとあるだけだが、周りにはまめ桜(富士桜)やコブシが満開、
華やかに色を添えていた。
箱根笹が両脇に生い茂る稜線をアップダウン、黄色の小花を付けたアブラチャンやマンサクの花々も春を告げていた。
鞍部から徐々に登りはじめ明神ケ岳に付くころには、左手に見えていた富士山が、金時山とすっかり重なり、
冠雪の雄姿が美しく望めた。
箱根の神山や駒ケ岳、そして愛鷹山塊など、十分に山座同定を楽しむ。
その後ミヤマカタバミでいっぱいの火打石山分岐で、少々早い昼食を取る。
再び歩き出すとすぐにBコースの面々とすれ違いエールを交換、まだまだ遠い金時山を目指して先を急ぐ。
矢倉沢峠からは一気に急登となり、ゆっくりと歩を進め、予定時刻より小一時間早く金時山に到着、さすがだ。
秀峰富士山を眺め、金時茶屋でお汁粉や味噌汁で舌鼓を打ち、一時ゆっくり過ごす。
下山は梯子の連続する急下降から始まり、夕日の滝への道をとる。
途中3回ほど渡渉を繰り返すが、水の量も少なく全員難なく通過。
夕日の滝へ寄り道をして、しばし清涼を浴び、バスと桜と山吹の待つ地蔵堂へ、全員揃って無事歩き徹す。
9時間15分の行程であった。
帰路は入浴も無く一路高速へ。事故渋滞に遭ったが野田には思ったより早い帰着であった。
記録 杉原三千代